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【発想から特許査定まで(その1~4)】

 

【天の邪鬼博士の経験的開発術

 

   これは日本包装協会の機関誌「包装技術」に、2012年8月から「発想から特許査定」というタイトルで連載している文のコピーです、12ヶ月(その1~12)の連載ですので、見やすいようにここに続けて、少し遅れで全部写します。
  この稿の目的は、発想をスムーズに、それから発明を多く、また出願を多く、早く、良い内容にして、それを易しく楽しくやって頂くことで。それで多くの特許の権利を獲得して、お仕事で成果を上げて下さることを目的として書きました。
  進め方として、身近な実例を使い、また私自身の経験を極力使うようにしました。楽しんで読んで頂ければ幸いです。

  また、知りたいことが書いてあるページがすぐ開けるように進めています。

昔の特許(平成5年以前)を調べる方法についてはーーこちらを

特許出願の文書の雛型はーーこちらーーその8を参考にして下さい。

 

以下のような内容で進めております。

 

【天の邪鬼博士の経験的開発術(1)・ニーズを掴み発想を増やす】
  切り餅という目前の実例で、特許の内容と速度の重要性を説きました
第1ステップ(ニーズを掴む)
第2ステップ(完成した姿を夢見て成功を信じる)
第3ステップ(発想を広げて 描く)

 

【天の邪鬼博士の経験的開発術(2)・IPDLで簡単な周辺技術調査を】
  IPDLの有用性を伝え、使いこなして貰う方法を説明しました 
第4ステップ(簡単な周辺技術調査)

 

【天の邪鬼博士の経験的開発術(3)・試作と実験で理解と発想を豊かに】
  発想の進め方、ニーズを取り込む眼を養うことを話しました
第5ステップ(試作・実験・発明の熟成)
  身近なニーズの発見、餅の解明と発想への挑戦の誘導、身近なニーズ

  発見犬のオシッコ防止等、例題を使った発想への誘導


【天の邪鬼博士の経験的開発術(4)・思ったらやり、試行で発想を展開】
  具体テーマで発想の進め方、そこでの心の持ちよう、試みること)
第5ステップ(試作・実験・発明の熟成)
  課題をいくつか解決、今後の出願の実例をいくつか作っておきました

 

【天の邪鬼博士の経験的開発術(5)・書いてみましょう明細書】
  明細書に易しく取りつけるように、そのガイドをし、例文を書来ました

第6ステップ(明細書を書きはじめる)
  自分が書く場合を中心に、弁理士に頼む場合もクレームだけは自分で

第7ステップ(図面を描く、発明内容を伝える良い絵を画く):
  CADの必要はない、お絵かき、ワードで例題を実例に
第8ステップ(クレームを書く)
  例題を実例にして進めました

 

【天の邪鬼博士の経験的開発術(6)・大切な実施例は効果の証明書】
  明細書で大切なのは、クレーム、図面、効果、実施例、実施例で効果を
第9ステップ(実施例を書く)
第10ステップ(発明協会に入りましょう)

 

【天の邪鬼博士の経験的開発術(7)・出願の成功と失敗】
  昔の自分の出願を振り返って、良かったもの、悪かったもので解説する

 

  (この辺から以降は出稿前の計画です。「包装技術」が出て15日後にここに載せる計画です。どのように展開するか、ご期待ください)

 

第11ステップ(もっと良いものは無いか、似たもの違うものは生まれないか)
  良く発明者に、「こういう方法もあるんではないですか」と言いますと「いや

  いやここが良いんだ、これ以外無いんだ」と大体の方が頑張られますが。

 

 【天の邪鬼博士の経験的開発術(8)・技術を隠しておくべきか公表か】
  公開してはいけないものもある、特許法の精神に反する教えもある
第12ステップ(出願をするかしないかの判断)
  したくないけれど。これもやる必要があることもやり方を間違えた私の実例

 

 【天の邪鬼博士の経験的開発術(9)・お勧めしたい早く権利化する方法】
  早期審査請求をするか、審査をぎりぎりまで遅らすか、それぞれの特徴
第13ステップ(出願手配・必要なら早期審査請求)
  私の実例を。「特許出願中」の問題。特許査定を貰ってから実施する。
第14ステップ(角度を変えて考える):
  出願が終わると「やれやれホット」してしばらく忘れる、ここからが大切

第15ステップ(必要なら国内優先権主張で出願)

 

 【天の邪鬼博士の経験的開発術(10)・拒絶が来たらあわてずに】
  拒絶が来てからの冷静な対応を説く、反論の仕方を経験に沿って
  拒絶という言葉の意味。上手な反論、その時の姿勢
第16ステップ(拒絶が来る)
第17ステップ(拒絶の内容を理解してそれぞれに反論を考える)

 

 【天の邪鬼博士の経験的開発術(11)・審査官は発明の成功を願っている】
  審査官に面談して説く、審査官は協力者、拒絶をするのが趣味ではない、

  有効な技術の展開を願っている、実用化への具体的な歩みを伝える。
第18ステップ(審査官に面談)
第19ステップ(意見書)

 

 【天の邪鬼博士の経験的開発術(12)・特許の権利が確定した、その次は】
第20ステップ(特許査定になりました)
  特許査定になり特許料を納めるとしばらくして特許証が送られて来ます。

  権利は特許査定の日から発生。これから実用化です,死の谷と言われる

  これからの商品として市場に出る苦難を乗り越えて成功して下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                    (次の号へ)