【パタンの大地震】

 

  カトマンズと河一つ隔てたところのパタンと言う地区があります。昔はカトマンズと並ぶ王国だったところで、世界遺産が一杯ある所です。

  ここに住むネパール人の友人とやっと連絡がつきました。その人はシャム・バハドゥール・ドンゴルさんと言います。

  ネパール大地震のあと、どんなにしても電話が通じず、心配していたのですが、ふとキドハウスと言うホテルのマネージャーが「私はシャムさんの教え子です、シャム先生は私が最も好きな先生です」。と言っていたのを思い出し、キドハウスに電話して、やっと連絡が取れた次第です。同じく心配している人に伝えたくてホームページに載せます。

 

  シャムさんとシャムさんの家族は無事です、家も無傷です。学校は壁に亀裂が入りました、学生の安否は調査中のようです。29日現在は学校は再開されていません。シャムさんの昔の家は倒壊しました。シャムさんの奥様の実家がある村は99%倒壊して、村人は明日の寝る所の心配をしているとのことです。彼は周辺のひどい被害者の救援活動をこれからすると言っていました。

  

  私たちは遠くてこれに手も出せませんが、励ますことは出来そうです。

  私にメールを下されば、パタンに転送します。お金を送る銀行口座も出来ました。100%向うに届く方法も出来ました。zero@qb3.so-net.ne.jp 大森弘一郎

 

  パタンの古い建物はすごい被害のようです。シャムさんから聞いたことをこれから報告しようと思っています。

 

   私は22日の昼のTGで帰国していました。3日の差でした。

 

 

  http://www.gsi.go.jp/cais/topic150429-index.html 

をぜひご覧ください。衛星写真による合成開口レーダー(SAR)が見た現地の地面の移動量です。最大1.2mだと言います。このリンクの中心にパタンがあったのかと驚きで思います。

 大陸移動説のようにインド大陸が移動して、インド大陸がユーラシア大陸にぶつかったのが6000万年昔、チシツ海の海底がエベレストの頂上まで持ち上がったのがいつか不明ですが、今も5mm/年の速度で高くなっていると言います。その押す動きは今も続いているので、地震の有ることは判ります。太平洋プレートが日本を押すのと同じですが、カトマンズに何で今と思うのです。

 

 

  SARの図をネパールの地図の上に重ねてみたのが上の図です、ほとんど北と南の国境に跨っている巨大さです。この中にヒマラヤの主要な巨峰の半分が入っています。この事実を考えると、大陸も順に動いているのだと、判ります。

 

  パタンでは、「各国の救援が来ている、との情報はあるんだけれど、何もここには来ないよ、水も毛布もシートも食糧も来ないよ」 とはシャムさんからの悲鳴です。日本語学校の壁にはひびが入り、役所から使用するなと言われているそうです。学校の再開も急務ですが身近の生活も大変でしょう、何とか少しは助けたい。

 

 とりあえず、生徒や住人が使う携帯ライトを、岡内氏のお申し出でとメーカーの協力で安く1000個入手しました。6月10に現地に届けます。