上高地クラブ
この会は、人の善意を信じて成立する会になろうとしています。従って会費も入会金も0です、ただし活動案内と報告はWebとメールだけです、全国(全世界?)から上高地の集まります。今回は、会員と参加者の方からの喜捨で1.7万円の基金が出来ました、ありがとうございます。これで次に配る絵ハガキを5000枚ぐらい作りました。アルペンと西糸屋には送りました。7月からも活用ください、持って行きます。
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計画と参加予定
2025年7月11,12,13日、(14日)、山研借り切り、皆さんで有効な活動をしましょう、多田先生は大丈夫そうです、教わる楽しさから➡少し教える楽しさへ、山研泊は12名で予約済です。これでやります、あと男性1人は可能です。食事係、大森と松川、助手:諫山、羽藤、小河(3人以上厨房に入らない)、材料仕入れ、発送、料理は大森、松川します、お楽しみに。
以下の行動になります、
1、11日昼食を済ませて13時山研集合、多分、右岸を上流に行きます(天気次第、多田先生の
お考え次第)、多田先生の足の都合がありますから、観察と講義は河童橋中心に、凹凸の無い
範囲でやります。遠くに行きたい人はその後動いてください。
2、夜のミニトークは、アルペンホテルで2晩、19:30~21:00、手配します
テーマは「可愛い雷鳥の保護活動」「日本アルプス縦走体験から見た上高地の魅力」
3、ご飯とみそ汁は山田さんが作ってくれます、料理はエントリーした人でやります、厨房は狭
いので他の人は談話室。どんな料理が出来るかお楽しみに、昼は握り飯。
4、費用は前記、前回もそうですが保険のことを忘れていました、JACの藤田さんに頼んであ
ります、このやり方は後払いで500円です。宿泊3000円、山田飯350円、自前の料理
(夕と朝と昼)1650円目標(2000円以内)、資料代、先生の費用。です。
上高地の他のホテル泊で参加下さることは可能です、この場合宿泊手配はご自分でおやりください。(西糸屋別館0263-95-2206、アルペンホテル0263-95-2231)。今回の費用は、宿泊、食費、先生の費用、保険、資料、昼食の実費です。だいたい2万円。
参加:①多田多恵子(左岸の上流少しと右岸の下流田代橋まで)、⓶吉田春彦(ミニトーク)、③大森弘一郎(シェフ、ミニトーク)、④小野正男、⑤松川信子(シェフ)、⑥諫山ゆかり(シェフ助手)、⑦柴田尚、⑧豊留勉、⑨羽藤美代子(シェフ助手) ⑩高木理佳 ⑪小河今朝美(シェフ助手) これでやります
高木理佳さんの5月の参加の感想文です
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これまで、植物観察を中心にフィールドを歩いてきましたが、今回は地学的な要素も含めていろいろな視点から自然観察ができました。上高地という世界中から注目される景勝地が、地球の壮大な営みによって作られたことが少しわかってくると、自然の歴史に大きなロマンを感じます。植物を育む地形や地質がどのような環境を生み出し、そこで植物がどのように生きてきたのか、地球の生きざまと植物の生きざまを重ね合わせて考えながら上高地を歩いていけたらそんなに楽しいことはありません。太古からの地球の営みを想像しながら視野を大きく広げて歩くのもなかなか興味深いものです。これからも上高地をいろいろな視点で何度も歩いてみたくなりました。
今回は早春の植物を観察しながら歩いていたら、いろいろな野鳥の囀りが耳にやさしく響きました。ずっと見たかったオシドリの姿も間近で見られました。まだふさふさした冬毛を残したニホンザルを見て、樹皮で飢えを凌ぐ真冬の健気な営みを想像すると、いつもよりも愛おしさを感じました。何を取っても新鮮な発見と感動の連続でした。
上高地の自然はまだまだ知らないことばかりです。こちらでさまざまな分野のエキスパートの方々と一緒に歩きながら、次々と新鮮なお話を聞かせていただくことができました。何とも贅沢な3日間でした。地形・地質、植物、野鳥等、ふと疑問に感じて呟いたことに誰かしらが反応してくださいます。こんなに多くの方に興味深いことを直接学ばせていただき、感謝の気持ちが心の底からこみあげてきた3日間でした。まだまだ消化できていないことはたくさんありますが、これからも上高地の魅力にたくさん触れてみたいと思います。素晴らしい学びの時間を共有していただき誠にありがとうございました。
最後にお知らせとなりますが、現地で同定できなかったネコノメソウ属の一種が一応同定できました。
Wordに掲載した画像にある「ヒメヒダボタン」と思われます。
「根生葉は葉柄なし、茎葉は葉柄あり、葯は黄色」というのが決め手となるようです。
近くを一緒に歩いていた方には「宿題」としていましたので、機会があればお伝えしていただけますと幸いです。
ご参考までに単体で画像を添付いたします。
金子さんから礼文島の作品を貰いました、ご覧ください。2024/8
https://youtu.be/rNJ7DFPx9xg?si=TFOvY-alOUF8NfSJ
2024年12月の13-15日に原山先生と冬の上高地に調査に行きます、閉山している上高地です、明神池の近くの「山のひだ屋」さんが泊めてくれることになりました。電気無し、水なし、水洗トイレ無し、暖房はアンカのみです。カマトン入口から明神まで雪道を歩ける方にお誘いします。大変だけれど冬の上高地は素晴らしいです。(田井、田井、森脇、浅見、本村)
これから上高地は冬眠です。
このクラブは上高地と地球環境に関心の有る方はどなたでもご参加頂けます、行事に参加する時の参加費以外の会費は不要です、連絡はHPとメールです。
関心の有る方は zero@qb3.so-net.ne.jp に連絡ください。会員におなり下さい。会員には計画をお知らせします。この HP からご覧になっても結構です。
11月の上高地は冬支度の最中で、静かな山でした、明神の奥に凄く意味の深い地質の露頭がありました。写真は森脇さんの制作になるもの4枚と私が写した2枚です。
会員の森脇さんが、早速素晴らしい記録をつくってくれました、このURLをご覧ください。素晴らしい。
sakura.ne.jp/ForestInstractor/
次の計画は2024年5月17日~19日 原山智先生と横尾に行きます、「ちきゅう研」と共催で地球の変化の証拠を見に行きます。参加希望者は zero@qb3.so-net.ne.jpへご連絡ください。現在の参加者の計画を纏めます。
17日17時横尾山荘集合 19日横尾山荘12時解散とします。横尾ー上高地間の行動はグループで行動するよう、それぞれ打ち合わせしてください。私から転送しても良いです。以下の計画の穴と誤りをお知らせください、横尾と上高地は、2日したら予約を直します。
❶原山智 17日横尾山荘17時 18日槍沢方面 19日12時横尾解散 松本へ直帰
❷大森弘一郎 17日横尾山荘17時 19日12時横尾解散 19日上高地JAC山研泊
❸森脇重光 17日横尾山荘17時 19日12時横尾解散 19日帰宅
❹諌山ゆかり 16日徳沢 17日横尾山荘17時 19日12時横尾解散 19日帰宅
❺浅見武 17日横尾山荘17時 19日12時横尾解散 19日上高地JAC山研泊
❻松川信子 17日横尾山荘17時 19日12時横尾解散 19日帰宅
❼金子圭一 17日横尾山荘17時 19日12時横尾解散 19日帰宅 行きは単独行動
❽河合義則 17日横尾山荘17時 19日12時横尾解散 19日帰宅
❾吉田春彦 17日横尾山荘17時 19日12時横尾解散 19日帰宅??
(5月7日記)その後不参加の方がありました。羽藤美代子さん, 岡内完さん、黒沼英美さん,下島さん,千葉さん,下田俊彦さん、
未だ宿泊予約は変えておりません9日には変更します、これからの参加希望者があればお知らせください。19日はJAC山研に4人で一部屋予約してあります。食事は私が用意します。
以下は2023年5月の記録です。
2023/5/20-22
多田多恵子先生に「花の心」を上高地で教わりました。参加者は定員オーバーの17名、先生の花への姿勢に感銘した、実に楽しい3日間でした。
2022/12/26 金子さん制作の動画です。
すみれです。 https://youtu.be/YaxDLVr8zuc
アズマイチゲです。 https://youtu.be/ohaIcqAQT-E?si=wZ-pogA5juBcspgi
キクザキイチゲです。https://youtu.be/rz-gaeAhrUE?si=rhanPCou_2Rpdqwv
2022・8・26
10月16-19日活動ステーションを3泊7名(3部屋)取れましたので紅葉の上高地に行きましょう。天気と紅葉の速さには運がありますが、いいタイミングだと思います。木と葉と岩と地形と雪と星と。色々あります。先生は現場と自分達です。
先申し込み順。
現在の参加者は①大森弘一郎16ー19③松川信子16-19④諌山ゆかり16-19⑤田井宏和⑥田井夫人⑦斎藤太増光16-18 ●浅見武さん、奥様がご病気で不参加になります、余席が有ります、何方かおいでください
2022・7・2
上高地クラブというのが自然発生しました、6月12日に上高地の集まった人たちからです、現在の会員は30名。
雲のようにそこに生まれました、変化しながら、上高地の上に居続けてくれると良いです。活動が、雲の存在を示します。
このクラブの所在地は会員の心の中です。規約はありません、会費がありません、会計係はいません、雲のように。あるのは名簿と連絡網と共通の進む方向だけです。
お互いのメールとHPのみを連絡手段とします。
上高地をもっと体験して活かしたい方は、どうぞご参加下さい。
提案や報告の原稿をzero@qb3.so-net.ne.jpにお送り下さい。このHPにいれます。
上高地の「自然から学んでそれを人に伝えたい」人が集って情報を共有します。時には計画して上高地などに集まります。またJACに集まって報告をしあうのも良さそうです。
計画はここに載せますので、ご参加下さい。参加したら会員です。
この秋か来春に「北アルプスは火山」の原山智先生や「花の知恵」の多田多恵子先生と上高地を歩こうと話し合っています。
上高地は美しいだけではなく、ここには「モノ」として山が有り、岩、石、砂礫、流れる水、樹木、草花、動物、などがあり、それらが関係しあい、それぞれに「時間」と「変化」があり、それが織りなす今の姿の中から地球にあるいろいろのことが解ります。
時間軸の中で見るとさらに意味が有ります。そんなことを、教え合い拡散するクラブです。
例えば
Q:上高地の蝶はなぜ大切なのでしょうか
A: 蝶は子供(卵)を食草に生んで死にます、孵化した子供の餌になる草が食草なのです。この食草が無くなるような環境破壊がないように、ウォッチします。
写真は上高地に多い、オオイチモンジで今年の7月20日に写されました(撮影:松村行栄氏)。
【斎藤太増光の蝶】
2022年6月13日に上高地・明神間で確認できた蝶は以下です、
ウスバシロチョウ、スジグロシロチョウ、ミヤマカラスアゲハ、アサギマダラ、ヤマキマダラヒカゲ、コミスジ、シータテハ(越冬個体)、ルリタテハ(越冬個体)、キベリタテハ(越冬個体)、サカハチチョウ、
以上10種です。
他に テングチョウ、コムラサキ と思われるものが見られました。
来月になればもっと沢山の蝶が見られるはずです。調べに行きます。
【金子圭一より花の報告】
上高地の6月に咲いていた花を、今回71種類見ました。
今回は草花中心に観察しましたが、ヒントになれれば幸いです。
「初夏の上高地特集」、をクリックしてください私のWEB図鑑「山川草木図譜」の詳細ページに飛ぶようにしてあります。
【上高地クラブ】の絵はがきを作りました、4枚です。住所を教えて下さればお送りします。会員には次のチャンスに差し上げます。
【6月12日会合】JACに8名集まりました、下島、金子、源原、大森の写真による前回の経験談です、同じところでかくも見るものが違うのか驚かされました。
【8月14~16日】 蝶の観察調査、斎藤太増光+〇〇+〇〇2025年5月 9,10日、
【 2025年5月9,10,11日】 大正池から徳沢を探索する、の報告
8-10日の日程を変更しました。
参加:❶ ❺松川信子、❽羽藤美代子 ❾高木理佳 ⓬小河今朝美 ⓫本村貴子 ⓬小河今朝美 ⓯諫山ゆかり ❷大森弘一郎石、❸小野正男、❹河合義則、❻浅見武 花 ❿小林慎吾 ⓭下島敏男 ⓮ (以上西糸屋泊) ⓰吉田春彦(山研泊)樹、昼に上高地に入る、荷物はあづける、チェックインできるのは2:30だから、天気次第だがすぐ歩く、17時西糸屋集合
多田先生がお怪我をされ、今ギブスです。しかし計画は実行します。浅見さん、金子さん、〇〇さんと私がインタープリターをやり、「自分達の探勝会」をやります。皆さんも知っている知識を出し合ってください。インプリの名乗りを上げて下さい。参加費は宿泊代+昼食代+テキスト代、だけになります。9日、上高地に入ったら、各自でリハーサルのつもりで確認したい所へ行ってください。17時に西糸屋にお集まりください(荷物はヒルから預かってくれます)。この計画変更で、参加者は15名になりました。当日用の資料はお一人10ページぐらい、今日出来ました。本も来ました。7月11、12、13日は始めの計画通りです。多田先生の足も治るとおっしゃっています。5月9日私は左岸を歩きます。大森弘一郎
上高地が地球環境問題を理解する窓であるなと、ドラえもんドアーのようにそこへタイムスリップすることを体験したのでした。
2024年12月には冬の上高地の調査で、原山智先生のお手伝いに行ってきました。その報告を森脇さんが書いていますので、ご覧に入れます。https://yamaburabura2018.sakura.ne.jp/ForestInstractor/Learn/WinterKamikouchiStudy/WinterKamikouchiStudy.html
続きを2024年5月17~19日に横尾を中心にやりました。参加者は7人、好天にも恵まれ、上高地の東端にある花崗岩とホルンフェルスの境、氷河の痕跡のティルを見てきたのでした。上高地を東の隅までが会の知識になりました。
今回は2024年8月17日~21日に上高地での「歩く自然解説」をしました。この会は6月に日本山岳会の団体会員になりましたので。宿泊はJACの山研です、自炊ですが食材はクロネコに運んでもらい会員の豪華手料理です。ある会員の「これは天国だ」のつぶやき。
穂高や雷鳥の絵ハガキも好評でした、穂高はこのHPに載せますのでコピーしてお使いください。 参加者:大森弘一郎 本村貴子 松川信子 諫山ゆかり 田井光子 小河今朝美 下島敏男 田井宏和 吉田春彦 河合義則